こんにちは、らむねです。
結婚をしても自分一人の時間を大切にすることは悪いことではありません。
お互いを尊重・信頼して生活していれば、それぞれの趣味に時間を費やすことは何も問題はないはず。
しかし、「パートナーに信頼されている」ことを利用して好き勝手するとなると話は変わってきますよね。今回はそんな夫婦のお話です。

夫婦でも一人の時間は大切だから……その言葉を信じた夫が見た妻の驚くべき行動

北村蒼生さん（38歳）と妻・莉子さん（37歳）は小学校の教員をしています。
出会いは職場でしたが、結婚してからは莉子さんが別の小学校に移動、その後3人の子ども（1歳・3歳・6歳）にも恵まれ順調な結婚生活を送っていました。
莉子さんは3人目を産んで間もなく職場に復帰をしました。
上2人の時は約1年産休を取りましたが、今回は保育園が見つかり次第すぐに職場復帰したいと望んでいたのです。
蒼生さんは今までのように産休をとったほうがいいと思っていましたが、莉子さんは
「上の2人もいるし、早く仕事に復帰したほうが、いろいろ都合がいい」
と、生まれて半年後の4月から保育園に通わせることになりました。

蒼生さんは莉子さんの身体を気遣ってなるべく家事や子育てに参加したいと思ってはいましたが、毎日のプリント作成から問題児の両親との面談まで、細かい業務に日々追われ家に帰るのは子どもを寝かしつける時間以降となってしまっていました。
一方莉子さんは、クラスの受け持ちはなく比較的早く帰れているようで、そんな蒼生さんに文句を言うこともありませんでした。


ある日、莉子さんが子どもを寝かしつけた後に
「自分の時間がほしいから、夜ウォーキングをしたい」
と蒼生さんに言ってきました。
蒼生さんは
「仕事と子育てで疲れているのに、大丈夫？」
と莉子さんの身体のことを心配しましたが、
（そういう時間も必要なのかもしれないな）
と、莉子さんがしたいようにと受け入れました。

妻の行動を知るために

莉子さんは、子どもの寝かしつけが終わると軽装に着替えてウォーキングに出かけるようになりました。最初の頃はだいたい2時間程度で帰宅をしていましたが、ここ最近は深夜に帰宅するなど不信に思える行動が目に付くように。
蒼生さんがそれについて質問しても
「ファミレスのドリンクバーでゆっくりしていた」
とどうも腑に落ちない返事が帰って来るだけで、実際莉子さんがどこで何をしているのかを知る手立てはありませんでした。

ある日、莉子さんのカバンに蒼生さんは自分のスマートフォンをわざと入れておきました。
それは莉子さんがどこで何をしているかの確認のため。
そしてその結果あらかじめ設定しておいたグーグルマップの位置情報から莉子さんは家を出てからしばらくして車でラブホテルへ行っていたことが分かりました。
蒼生さんはすぐに莉子さんを追求しようと思いましたが、相手も分からぬまま追及してもうまく言い逃れられてしまうかもしれないと、その日は何かを言うこともなくインターネットで妻の浮気について検索をしながらこれからどうしたらいいのかを考えていました。

蒼生さんは
（あの日が初めてかもしれない）
（今までは本当にウォーキングをしていたのではないか）
と、莉子さんの浮気を信じたくない気持ちから、どうにか良いほうに考えようとしましたが、その日以降も莉子さんは夜子どもたちが寝てからウォーキングに出かけ、時々深夜に帰宅していました。
蒼生さんは、現実を知る怖さからスマートフォンを莉子さんのカバンに忍ばせることも出来なくなっていて、気が付けば夜、莉子さんがウォーキングから帰って来るまで何も手につかずに眠れない状態になっていました。

そして、蒼生さんは莉子さんの浮気を辞めさせるために、ネットで見た「相手から慰謝料を取って別れさせる」という選択肢を実行させることに。探偵に浮気の証拠を取ってもらうために調査を依頼しました。

まさかの相手と……

浮気調査の結果、莉子さんはウォーキングと称して出かけては同じ不倫相手と車やホテルで会っていることが分かりました。
そしてその相手は莉子さんの学校の生徒の父だということが分かり、莉子さんは学校で知り合った父兄とW不倫をしていることが分かったのです。
その調査結果を見て蒼生さんはそれまで思っていた
「やり直したい」と言う気持ちが
「気持ち悪い」
と言う気持ちに変化。
子どものこともあるので、もう少し考えたいとは言っていましたが、「相手にもそれなりの責任を取ってもらうつもり」で動くことを決意したそうです。

その後、蒼生さんは、離婚を決意。
莉子さんの不倫相手は蒼生さんに慰謝料を払った後、妻に許してもらい、莉子さんとは二度と会わないと言ってきたそうです。
莉子さんとはこれから離婚や親権について裁判をしていくそうですが、莉子さんは不倫相手の妻からも慰謝料の請求をされています。
もちろん学校も辞めることになり全てを失った莉子さんに、蒼生さんは愛想をつかしたと言っていました。

自分の取った浅はかな行動で、莉子さんは多くのものを失いました。どんなに後悔しても仕切れないとは思いますが、これからけじめをしっかりつけて行ってほしいですね。

(2019.12.09)